もし、世の中であなたが出会い、交流している人達を区別するのでしたら、あなたはどのように区別をしますか?
もしかして、「好きな人」と「嫌いな人」とで区別をしてはいませんか?
そのような考え方は間違っています。
世の中であなたが出会い、交流している人達を区別するとしたら、あなたが「大好き」だと思う人と、「大嫌い」だと思う人、そして、「それ以外の人」との3つでしか、分ける事が出来ないのです。
あなたが「大好きでも大嫌いでもない人」というのは、「大好きではないけどまあまあ好きな人」や「どちらかといえば嫌いな人」と言った、中途半端な好意を持っている人が圧倒的に多数を占めている筈です。
そして、あなたが「大嫌いな人」というのは、実はあなたが「大好きな人」と同じくらい、少ない存在なのです。
しかし、あなたにとって相手が、近くに居られるだけで鳥肌が立つ程に「大嫌いな人」であるのでしたら、その人とは絶縁し、今後一切交流をしなければ良いだけですので、難しい問題になる事ではありません。
あなたにとっての本当の問題は、「大好きではないけどまあまあ好き」や「どちらかといえば嫌い」だとあなたが感じている人達と、どのように付き合うかです。
例えば、あなたはそのような「大好き」でも「大嫌い」でもない人達と交流していると、「大好きではないけどまあまあ好き」だと感じている人に招待されて彼や彼女の結婚式に出席したり、「どちらかといえば嫌い」な人が突然の不幸になり、彼や彼女の葬式に出席したりする事もあるでしょう。
そして、「大好きではないけどまあまあ好き」だと思っている人とカフェで愚痴を言い合いながら1日を過ごしてしまったり、「どちらかといえば嫌い」な人に誘われてしまい、本当は嫌だと思いながらも仕方無く近所付き合いをしたりもするでしょう。
しかし、あなたがそのような「大好き」でも「大嫌い」でもない人達と繰り返し交流をし続けていると、あなたは「大好きではないけどまあまあ好き」な人と「どちらかといえば嫌い」な人ばかりに囲まれたまま、あなたの人生は面白みが何も無く、空しく悲しく終わってしまいます。
あなたの周囲を見渡してみてください。あなたの周りにいる多くの人達が、実はそのような交流関係をしてしまっている筈です。
あなたは本気で「運命の親友」に出逢いたいですか?それでしたら、「大好きではないけどまあまあ好き」な人や、「どちらかといえば嫌い」な人とも、決別をしてください。
そのような中途半端な好意を持っている相手と、交流する事を全てあなたが辞めてしまった時、あなたには信じられないくらいの膨大な自由の時間が生み出されます。
そして、その事によって得た自由な時間を使って読書をしたり、映画を鑑賞したり旅行に行ったりしてみてください。そうすると必ず、あなたは「運命の親友」と出逢う瞬間がやってきます。
対して好きでもない人と無理に過ごす時間よりも、独りでいる時間のほうが、あなたにはとても大切なのです。
はらいかわてつや
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