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こんにちは、はらいかわてつやです。

あなたは、雑用のような仕事をする時は、いつもつまらない物だ、退屈でやりがいを感じない物だと思って、なんとなくの気持ちで取り組んでいませんか?

実は、そんなつまらないと感じている雑用を面白くする為の、画期的な方法があります。

それは、素早く終わらせるという事です。

もしあなたが普段、雑用をする時に30分の時間をかけて終わらせているのでしたら、次に取り組む時には25分以内で終わらせてみましょう。

そして、25分で終わらせる事が出来たら、次にする時は更に素早く、20分以内に終わる事が出来るように挑戦してみましょう。

あなたが自己記録を塗り替える事に挑戦していくと、あなたにとって雑用は何時しか、雑用ではなくなります。

どうしてそうなるのでしょうか?なぜなら、時間を短縮させる為には、必ずそこに知恵が求められるからです。

現在は殆どの会社で無くなってしまいましたが、私がとあるコンサルティング会社に転職をした十数年前は、ダイレクトメールの折り込み作業というものは、見習いのコンサルタント達がする仕事でした。

その作業の量はとても多く、時には数千枚という膨大な数をこなさないといけない事も、度々ありました。

実は、何を隠そう、私はこの折り込み作業をする事が、大好きだったのです。

これほどまでに個人の力量が試される競技のような仕事は無いと、私は思っていました。

優秀な学校を優秀な成績で卒業している新入社員達に混ざり、転職仕立てだった私はこの折り込みの作業を任されていました。何度も徹夜をしながら延々と作業をしていましたが、私だけが目を輝かせながら作業に没頭していたので、周りにはいつも不思議がられていました。

ダラダラと時間をかけて取り組んでいる5人を見て、彼らがしている量と同じだけの仕事を、どうやって私1人で素早く終わらせようかと考え、作戦を練った上で、挑戦をして達成する事は、この上なく楽しかったです。

「物凄く作業が速いですね。凄いです」

と、遥かに歳の若い新入社員に褒めて貰えた事は、今では良い思い出です。

そして、その雑用の仕事から最も早く抜け出したのは、彼らではなく、私だったのです。

どんな些細な仕事をする時も「作戦」を練り、素早く終わらせる事に挑んでみましょう。

雑用でも、会社の将来に関わるような大きな仕事に取り組む時でも、それを自分がやりがいを感じて挑み、そして成功させる為にするべき基本は同じ、「挑戦心を持つ事」です。

はらいかわてつや

リッチマンからの贈り物