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突然ですが、岐阜県長浜市にある「長浜太閤温泉 浜湖月」を訪れたことはあるでしょうか。
明治に料亭として創業、その後温泉旅館へとなったのですが、温泉のある高級旅館をして知られ将棋の竜王戦の会場に使われたこともあります。

今月2日、そんな浜湖月から出火しその6割ほどが焼けてしまったそうです。
幸いにも宿泊は避難して全員無事、従業員男性が搬送されたものの、のどの痛みを訴えるに留まったようです。

浜湖月のある長浜市は豊臣秀吉が初めて城を持った地です。
城下町として栄えた伝統や文化を活かした町並みや琵琶湖に映る美しい夕日など、観光地としても見応えのあるスポットです。
個人的にもカップルや家族連れの旅行にお勧めの場所です。


ちょっとお値段ははりますが、浜湖月での宿泊も満足度の高い内容になっていました。
味わいの深い近江牛や伝統料理の鴨すき、琵琶湖から獲れる鮒などもこの地域ならではの楽しみ方で提供してくれ、どの料理も高級料亭の名に恥じないものでした。
秀吉に初めての男子をもたらしたという温泉も信楽焼の風呂釜や琵琶湖を眺めることの出来る展望風呂など、とても満足度の高いものです。
女性が好きな浴衣を選ぶことの出来るプランもあるので誕生日や記念日のサプライズ旅行にうってつけだったのです。
そんな旅館が火災に遭ったとは実に残念なことです。

営業再開にどれだけの時間がかかるのか定かではありませんが、出来れば以前と同じように、あるいはそれ以上に素晴らしい旅館として復活してくれることを願っています。
その際、宿泊料金が少しでも安くなってくれていればいう事ないのですが。

はらいかわてつや

リッチマンからの贈り物