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あなたには、「親友」と言えるような人がいますか?

親しい友人が1人もおらず、そのような、「親友」と言えるような友人を、あなたは手に入れたいと思ってはいませんか?

その為にあなたがしなければいけない事は、たった1つです。

自慢話を、遮らないでください。

もしあなたが今、目の前にいる相手と友情を育みたいと考えているのであれば、彼や彼女が話している内容が自慢話であったとしても、最後まできちんと相手の話を聴いてあげましょう。

しかし世の中には、このような事がなかなか出来ない人が、非常に多いのです。

あなたが例えば、昼間に電車の中やカフェに行ったとします。すると、同じ空間にいる仲良しだと思われる3人の人達が会話をしている光景に出くわし、彼達や彼女達の会話の内容が、あなたの耳に入ってきます。

あなたが聞きたくないと感じていたとしても、大抵は相手が大きな声で会話をしているので、嫌でも聞こえてしまうかもしれません。

しかし、耳を塞がずに聞いてみましょう。するとこんな事に気付く筈です。

話している3人の内、誰1人として相手の話を最後まで聴こうとしていないのです。

彼達や彼女達の話の内容にも、耳を傾けてみましょう。すると、話している内容の殆どが自分の事やその場にいない身内や知り合いの事ばかりの筈です。

彼達や彼女達は、ただ話がしたいだけの「話したがり屋」ばかりです。ですので、相手の話には興味が無く、相手の話を聞かずに、自分の話が出来る機会を、今か今かと待ち佗びているのです。

そんな会話にあなたが耳を掛けている最中、3人の中の1人がお手洗いに行く為に席を立ったとしましょう。すると、他の2人は居ない1人の陰口を、周りに聞こえないように話し始めます。 

あなたはこれを笑い話のように思うかもしれません。しかし、これが世間の多くの「仲良し3人組」の実体であり、人間関係の縮図なのです。

その3人組は「仲良し」ではありません。自分が暇潰しをしたい為に利用し合っている3人組に過ぎないのです。

この事実を知った上で、あなたがするべき大切な事は、あなたがこれから相手に対してどうするかです。

あなたが相手と「友情」を育みたいと思うのでしたら、必ず相手の自慢話を最後まで聴いてください。

あなたが相手の自慢話を最後まで聴き続けると、あなたに良いことが2つあります。

1つ目は、相手に好意を持って貰える事。

そして2つ目は、あなたが人間関係を築く事に、やる気が起きる事です。

あなたがもし、友情を手に入れたいと思っているのでしたら、まずは相手の話をよく聴いてあげるようにしましょう。

そうすれば、あなたは相手との「友情」を手に入れ、「親友」と呼べる人を手に入れる事が出来ます。

はらいかわてつや

リッチマンからの贈り物