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こんにちは、はらいかわてつやです。

別れ際に過去を恩着せがましくされたら 「今までありがとうでは?」と伝えましょう。

サラリーマンとしてあなたが会社の中でビジネスを取引先と行っていると、何度も責任を果たさずにあなたやあなたの会社を裏切り続けてくるような、悪い取引先と付き合ったという経験が、あなたにも多くあるでしょう。

特に、酷いと感じるような相手の場合は、あなたが自分の意志で、または会社の上司から命令をされて、取引先とお別れをする決断をする事も、よくあるかもしれません。

あなたが今後にビジネスの中でそのような事をせざるを得なくなった時に、今回の私が教えるアドバイスは大いに役立つ事でしょう。是非ともあなたの胸の中に残してくださりますと、ありがたいです。

あなたが自分の判断、または会社からの命令によって無責任な取引先と縁を切る事になった時、ようやく別れを告げる覚悟をあなたが付けているのにも関わらず、相手から別れをしたくないと詰め寄られる事も、少なからずあるでしょう。

その時に、相手がしきりに「今までの」付き合いの長さについて、あなたに言い訳をしてくる事があります。

「おたくの会社とは先代からの付き合いだ」、「おたくとは創業当初からの付き合いだ」等と言っては、「今更どうして縁を切ろうとする?」と、相手はあなたに関係の存続を懇願してくるでしょう。

相手の言う通り、その取引先とあなたの会社が長年の付き合いであった時は、過去の縁の関係でなかなか別れを切り出せないだろうと、あなたは考えてしまうかもしれません。

しかし、過去は所詮過去でしかありません。ですので過去に甘えて温情を売るような相手とは、ますます早急に断ち切らないといけません。そうしないと、お互いが過去にしがみついたまま未来でも同じ対応をされ続け、し続けてしまうまま、お互いが望みを何も叶えられない地獄のような人生を送る羽目となってしまいます。

相手がそのような事を言ってきた瞬間に、お互いの為に縁を切るべきなのです。

別れる際に過去を恩着せがましくされた時は、「お互い、今までありがとうと言うべきなのではないでしょうか?」と落ち着いた口調で相手に伝えましょう。

別れる事を絶対に悪い事だと思っている相手の考えは、そもそもが間違った考え方です。それぞれ別の人生を歩む事こそが、お互いに幸せの訪れが始まるという事なのです。

過度な馴れ合いはお互いにとって足手まといでしかなりません。こちらの恩を仇で返してくるような相手を、こちらだけが相手への過去の恩を背負いながら助けていると、お互いが不幸になるのだと知っておきましょう。

ご参考までに。


はらいかわてつや

リッチマンからの贈り物