全国地震動予測地図
1.png
将来、大地震が起きた際に強い揺れに見舞われて被害が大きくなる可能性が高い地域を示した、全国地震動予測地図の最新版が公開されました。

2月17日日中にも、東日本大震災の余震と思われる揺れが青森県や岩手県沿岸を襲い、小さいながらも津波を観測したので、このタイミングはある意味絶妙と言うか、地震の恐怖を再び思い出すキッカケになったと言えます。

東日本大震災から早約4年になろうとする今日、今回の全国地震動予測地図を見て危険度の高まっている地域は関東地方になっている事が分かります。

前回の全国地震動予測地図公開時よりも更に大地震が起こる確率が上昇したのが関東地方で、30年以内にM8.0以上の揺れが起こる確率が26%から46%にまで引き上げられていました。

この確率は3割だった発生確率を5割にまで上昇させている点から、関東地方在住の市民に危機管理の重要性を改めて説いている様に思えます。

実際、東日本大震災以降度々細かい余震はあったものの、特に大きな揺れに遭遇していない関東地方に暮らす人達の、大地震に対する恐怖や備える心構えが徐々に薄れて行っている様な気がしてなりません。

あれほどの体験をしても、人は安寧の中で暮らしているうちにその恐怖を忘れて行ってしまうのです。

いずれにせよ、30年以内に5割の確率で大地震が来ると予測された関東地方にお住いの皆様方は、是非!巨大地震に備えて何か避難のための準備をする事をお勧めします。
リッチマンからの贈り物