最近はソルマックの胃腸薬ドリンクのCMでも人気になり、多くの人に知られる様になったど根性ガエルですが、かつてはアニメも放映されて大人気の漫画作品でした。

当時子供だった世代でど根性ガエルを見ていた人達には懐かしい、シャツにくっついたカエルのピョン吉ですが、最近はCM以外にもユニクロのUTなどとコラボした商品を出していたり、パチスロノキャラクターになったりしています。

そんな人気の作品の作者の吉沢やすみさんですが、ど根性ガエルを描き終わって以降は人気の上がる作品には恵まれずに、デパートのガードマンや駅掃除をしてしのいでいた時期があったそうです。

しかも、漫画が売れてアニメも大人気だった頃、年収が4000万~5000万円もあった時代があったそうなんですが、ずさんな管理をしていた税理士のおかげで税務署の査察が入り、1000万円以上の追徴金を課せられたりしたそうです。

自宅だけを残して仕事場だったマンションを売り払い、貯金をはたいて何とかしのいだ吉沢さんでしたが、1993年に放映されたフジテレビの人気ドラマ『ひとつ屋根の下』で、主役の江口洋介さんがピョン吉が描かれたTシャツを着て出演した事から人気が再燃したそうです。

それ以降はほとんど仕事もせずに、ど根性ガエルのキャラクター版権で食べてる感じです~と言う吉沢さん。

色々あったけど、今はとても幸せそうです。

家族は、奥様と長男とその嫁が医療系の仕事をしているのですが、長女夫妻は漫画家と言う不思議な系統に分かれているそうです。

現在もど根性ガエルの舞台になった石神井にお住まいだそうなので、、お近くにお住まいの方やよく行かれる方は、もしかしたらお会いしていたりすれ違っていたりするかもしれません。

はらいかわてつや
リッチマンからの贈り物