2クール26話までの放映ととあって、今回で20話と言う事から話もいよいよ佳境に入って来た所です。
主人公は七つの大罪と呼ばれる元リオネス王国の騎士団で、人間が持つ七つの欲望に因んだ通り名をそれぞれ持つ事からその名が付けられています。
今回の20話は、憤怒の罪(ドラゴン・シン)のメリオダスと、先代聖騎士長の息子でその父の死の真相が七つの大罪にあると疑いを持っているギルサンダー、と、現二大聖騎士長が一人ヘンドリクセンとの三つ巴のバトルの評価がとても高かったのです。
3人が戦うシーンは動きが激しく作画が乱れやすい場面が多かったのですが、殆ど作画の崩れも無く無駄な動きや見苦しい部分も無いと、目利きのアニメファンから絶賛されています。
また、ギルサンダーが放映して間もない回の頃より言っていた「俺は七つの大罪の誰よりも強い」と言う言葉が既に伏線となっていて、この20話に至らないとその真意が掴めなかったと言う作者の策略に見事ハマった様な、秀逸な話の展開になっているのもまたアニメと言う表現の中で最大限に生かされているのです。
と言う事で、この七つの大罪の20話は、単なる話の途中の20話では無く、またあの最初の方の伏線が張られた回をまた見たくなると言う、そんな回でした。
この20話のお陰で、売れ行きの悪かったDVDやブルーレイの第1~2巻の売れ行きが上がるかも知れません。
はらいかわてつや
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