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18日に行われたNHKの経営計画を聞く党総務・内閣部門会議で、民主党とNHKの会長である籾井(もみい)勝人氏の見苦しい言い争いが行われました。

この二者の醜い争いは以前から続いており、今回も大人気ない醜態を国民の前に晒し続けると言う状態になりました。

本当なら、会議中にNHKの中期経営計画の説明を聞く筈だったのですが、民主党の議員で弁護士でもある階(しな)議員との激論になり、全く会議は進まなかったと言います。

階議員は、昨年籾井氏が何の前触れもなく理事全員に、日付けを付けない辞表を書いて提出するようにと求めた件を、「一般社会ではよくあること」と述べた事について、その様な状況が一般社会でよくあったらオカシイ、間違っているのではないか?と追及し始めたのです。

その追及を皮切りに、籾井氏と民主党議員との醜いやりとりが悪化し、更には慰安婦報道や村山富市首相談話への認識などにも追及が及び、本本来の議題を話し合う事すら出来ない状況になって行ったのです。

ただ、ここで視聴していた人は考えてみてください。

民主党は大勢で籾井会長に言葉をぶつけていましたが、籾井会長は一人です。

この一人を大勢で吊し上げて優位に立とうとする構造を、大人が見せてはいけないのです。

今回のこの醜い争いの映像は全国放送のニュース番組各社で放映されました。

その映像を大人だけが見ている訳ではありません。

将来議員になりたいと夢見る青少年や放送業界で働いてみたいと言う若者の目には、どのように映ったのだろうと考えると、日本の政治家の精神の根本的な所から改革しないといけないのだろうと思います。
リッチマンからの贈り物

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