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自分も思わず興味をそそられた求人募集広告が英国のとある団体から出されました。
その名は「南極遺産歴史トラスト」。
勘の良い方はお察しの通り、南極での業務に関する求人なのです。
具体的な業務内容は英国の南極基地にて郵便局員をするというもの。
そんなの嫌だと思いましたが、続きを見ると4か月程の期間限定なのです。
そう言われると俄然興味が湧いてくる、不思議なものです。

同じように思った人が世界中にいたようで、なんとこの求人に世界中から応募者が殺到したそうです。
サイトの接続も一時不可能になったとか。
今年の11月から来年の春にかけての業務だそうですが、その時期の南極の平均気温は零下10度前後。
電話・水道なし、ネット利用不可能、通信は無線のみだそうです。
そんな環境であっても南極に滞在するなんて機会はないと思うとちょっと心惹かれてしまいますよね。
ペンギンに囲まれ観光船の乗客も訪れるようなので、この程度の期間ならば人恋しさに煩わされることもなさそうです。

残念ながら既に募集は締め切られてしまったようですが、どんな人が採用となり実際にどんな生活を送ったのか後日談も聞いてみたいものです。
もう少し早く知っていたら応募したのになぁ、と締め切った後だからこそ言える後悔をしてみたりもしています。

はらいかわてつや
リッチマンからの贈り物