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こんにちは、はらいかわてつやです。

世の中には、英語や中国語等の語学や
パソコンや特定の専門知識等の教養に関して、
あるいは自分の容姿や性格等に関して、
コンプレックスを抱いている人は多くいるでしょう。


そして、そのような人達をターゲットにした
教育サービスや教材、化粧品や美容機器等の商品で、
商売をするビジネスを営んでいる企業も、
現在は非常に多くなっています。

あなたも、何か今の自分に対して
コンプレックスを持っているのではないでしょうか?

そして今までに企業や人に勧誘されて、
何かの習い事や資格の勉強、商品や
サービスの購入をした事があるのではないでしょうか?


では、そもそもコンプレックスとは何でしょうか?


コンプレックスとは、要するに劣等感の事です。

我々は、「他の誰よりも自分は優秀な人間になりたい」という気持ち、
あるいは、「他の人達よりも劣っている自分をバカにされるのが怖い」
という感情を、子供の頃から持っています。

「誰よりも頼られる人間になりたい」、「誰よりも美しくいたい可愛くいたい」
という理想を、他人に感じてしまって自分に自信を失くしてしまうのは、
近年のインターネットやソーシャルネットワークの普及により、
他人の情報を簡単に知る事が出来るようになった今では、
頻繁に感じやすくなっているのかもしれません。


勿論、これは「劣等感を持ってはいけない」という話ではありません。

あなたが自分の劣等感を解消したいという理由で、
出来ない事を出来るようになりたいと向上心を持つ事は素晴らしいです。

今まで出来なかった新しいものに挑戦したり、
今までよりも自分に磨きをかける為に努力するのは、
あなたの人生を豊かなものに変えるキッカケにもなる事でしょう。

しかし、それはあなたが自分自身で「したい」と
決意して行動するからこそ、大きな効果を発揮するものなのです。

先程伝えたように、今の世はコンプレックスを
解消したいと考えている人向けのビジネスをしている企業が多くあります。

それらによって明らかに自分の気が進まないのにも関わらず、
無理に説得されて教育を受けたり商品を購入してしまうと、
先ず、あなたがそれを出来るようになるまで継続する事は出来ないでしょう。

継続が出来ないと、間違いなく途中で投げ出して辞めてしまいます。

そうすると、あなたが支払ったお金も、
費やした時間も全てが無駄になってしまうのです。

例えば、英語の教材を扱っている企業が、
あなたの家にセールスに来たとします。

その時にセールスマンは必ずと言っていい程、
「今時、英語くらい話せないといけないと思いませんか?」
等という言葉で勧誘をしてくるでしょう。

あなたのコンプレックスに付け込もうとして、
言っているセールストークです。

しかし、語学の重要性を謳っているのが、
実行する側ではなく語学教育を商売にしている側なのは、間違っています。

例え語学であろうと、他の何であろうと、
自分に要るか要らないかを決めるのは、
相手ではありません。あなたが決める事です。

あなたが必要ではないと感じたものであるのでしたら、
「全く思いません」と即答しましょう。

しつこく勧誘されても自分の意志を曲げずに、断ってしまってください。


あなたが「したい」と思って行動しない限り、
何事も継続する事は不可能でしょう。

他人に説得されたものではなく、自分で納得したものしか、
誰も本気で挑もうとはしないのです。

ご参考までに。

はらいかわてつや

リッチマンからの贈り物