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こんにちは、はらいかわてつやです。

この世の中には、自分が関わった他人に対しての悪口を、第三者に向かって言っている人は、挙げてみたらキリが無い程の数でいます。そのような人達は、近くにいる人に対して言っているような人もいれば、現在はインターネットが普及していますので、ソーシャルネットワークやブログで不特定多数に向けて伝えている人も探せば簡単に見つかる程に存在しています。

相手が参加していない場所で言う悪口というのは、汚くて醜い行為以外の何物でもありません。特定の人物の悪口を言う事で、その相手を不幸にしたいと思う、負の感情によって引き起こされているものなのです。

負の感情は、その場で話を聞いている他の人達にも、伝染っていってしまいます。

例えば、知識や噂話等の情報は、他の人に話した瞬間に、話された相手に大きな影響力を与えます。それと同じように私達の感情も、周囲の環境や付き合う相手が持っている感情に、大きな影響を与えられます。

悪口というものは、話している人物の持つ負の感情を他人の感情に、植え付けるようなものなのです。

「ねえねえ、あいつの事なんだけど、あなたも腹が立たない?」等と、他人に「共感しろ」とやたらに求めてくるような人は、悪口を言う人の中には大勢います。

実は、そのような人が、最も相手に負の感情を植え付けている人なのです。

そもそも何故、自分の感情を、人にわざわざ伝えないといけないのでしょうか?なおかつ、どうしてわざわざ人に自分の醜い感情を、アピールしないといけないのでしょうか?

誰かの悪口を言う行為は、実際は「私は誰かの悪口を言うような、最低の人間だ」と知らせているようなものなのです。

つまり、無意識に自分が後に不幸になる原因を、周囲にまき散らして植え付けようとしている、危険な行為をしているのです。

では何故、相手はそんな危険な行為を、いとも簡単にしてしまうのでしょうか?

悪口を言うような負の感情は、主に妬みや怒りという感情です。それらは持っていると非常に苦しい感情ですので、自分の中にある苦しい感情を、誰かに分け与える事によって少なくしようとしているからに他ならないのです。

しかし、そもそも悪口なんてものは、あなたも含めて、誰1人として聞きたくはありません。そして実は悪口を言っている本人も、思っているような事なのです。

それにも関わらず、本人は「自分だけは大丈夫」という勘違いをして、悪口を言うのです。ですので周囲から反感を買う確率が大きい事をしているのだとは、全く考えてはいないのです。

もしもあなたが同僚や知り合い等に第三者の悪口を聞かされた時は、「私は悪口を言っているあなたに腹が立つ」と、返してあげましょう。

相手に自分の感情を知らせてあげる事で、「あなた今、自分が不幸になる事をしている」のだと、相手に気付かせてあげるのです。

誰かの悪口を人に言うという事は、周囲に自分の悪口を言わせようとしている行為に他ならない、危険なものです。

それをあなたが、先ずは知っておきましょう。


ご参考までに。


はらいかわてつや
リッチマンからの贈り物