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こんにちは、はらいかわてつやです。

あなたがサラリーマンとして日々を会社の中で過ごしていると、
取引先の別の会社の人達から、様々な条件の仕事を持ちかけられる事も多いでしょう。

その時に、手間が非常に掛かるのに報酬が少ない、情報と技術が必要なのに援助が無い等といった、条件の非常に悪い仕事を任されたという経験も、少なからずあったのではないでしょうか?

また、あなたがその仕事を任される時に、相手はあなたに向かって「条件は悪いですが、私はこの仕事に熱意はあります」等と、よく言っていたのではないでしょうか?

世の中には、何かにつけて「熱意はありますので」、「やる気だけは誰にも負けませんよ」等と言って、「私はこの仕事に対してのやりがいの意識が強いんだ」とアピールしながら何かを任せようとするような人間は、沢山います。

しかし、実際はそのような言葉は、言葉だけを言っていても何の価値にもならないのです。

相手がその言葉を、条件の悪い仕事をあなたに任せようとしている時に言ってくるのでしたら、それは単純に、条件の悪さを「熱意」や「やる気」という抽象的な表現を使って、あやふやにして誤魔化そうとしているだけの話なのです。

そもそも、本当に相手は、あなたに任せようとしている仕事に対して、普段から熱意を持って取り組んでいるのでしょうか?

もしもそれが本当であるのでしたら、必ずといって良い程に、あなたに任せようとする仕事の条件に少なからず反映をさせている筈です。

では何故、相手は熱意を持ってしている仕事なのにも関わらず、何故他人に任せる時に条件を悪くしているのでしょうか?

非常に可笑しな話です。

そのような事を平気で言う人は、嘘吐きなのです。そんな嘘吐きの人間を信じるような人は誰もいません。むしろ「うちの会社は実力不足で条件が悪いです。ですから条件に見合った取引をしていただければ結構です」と言うような正直な人の方が、遥かに相手から信頼を得る事が出来る人でしょう。

「条件の悪いのに熱意がある」なんてものは、全て偽りでしかありません。

何故なら、「仕事の条件の悪い」という事は、すなわち、相手は「仕事に対して熱意が無い」からそうなってしまっているという事なのです。

もしもあなたが今後、取引先の相手から仕事を任される時は、条件の面と相手の言葉に注意してみましょう。他人や取引先の会社と円満に付き合いたいと考えているのでしたら、、熱意は言葉で振りかざすのではなく、仕事の条件で示さなければいけないのです。

ご参考までに。

はらいかわてつや
リッチマンからの贈り物